【現役インストラクターが解説】おすすめピラティス資格団体5選!失敗しない選び方は?
ピラティスの資格を取得したいけど、どの団体の資格を取れば良いのかわからない!
あなたはこのようなことを思っていませんか?
確かにピラティスの団体は沢山ありますし、資格取得にも費用がかかるので、なるべく自分にあったピラティスの資格を取得したいですよね。
実際に私も現役のピラティスインストラクターですが、今まで様々な団体のピラティス資格を持った方に出会ってきましたし、沢山話も聞いてきました。
その経験を活かして今回は、失敗しないピラティス資格団体の選び方と、おすすめのピラティス資格団体5選を解説していきます。
この記事を読むことで、あなたがどんなピラティスの資格を取れば良いかがわかるため、最後まで読んでいただければと思います。
失敗しないピラティス資格団体の選び方
1.あなたの目的に合ったピラティスの資格団体を選ぶ
まずは大前提として、あなたの目的に合ったピラティスの資格団体を選ぶことが大切です。
というのも、ピラティスの資格団体によって、
- メソッドや考え方
- 個別指導(パーソナル)向きか、集団指導(グループレッスン)向きか
- フィットネス寄りか、メディカル寄りか
- マットピラティスのコースのみか、マシンピラティスのコースもあるのか
が大きく異なります。
ピラティスを使ったパーソナルトレーニングを提供したいのであれば個別指導向きの資格団体、グループレッスンの指導をしたいのであればグループレッスン実習が含まれている資格団体が良いですよね。
フィットネス系の「楽しさ」や「やりがい」を重視した、大きく流れるように動くピラティスなのか、メディカル系の姿勢や身体の痛みなどを調整するピラティスなのかも資格団体によって異なります。
まずはあなたが、「ピラティスの資格を取得し、どこでどんな指導をしたいのか?」を明確にすることが大切です。
2.PMA(ピラティス・メソッド・アライアンス)認定団体から選ぶ
PMA(ピラティス・メソッド・アライアンス)とは、アメリカに本部を構えるピラティスの国際的な非営利組織です。
PMAに所属しているピラティス資格団体は、「世界でも通用する水準のピラティス団体である」と認められています。
つまり、PMAに認定されている資格団体を選べば、ある程度間違いはないと言えます。
また、私が以前ピラティスインストラクターとして働く場所を探していた時、「PMA認定団体のピラティスインストラクターであること」という条件の求人をいくつか見ました。
資格を取得し「ピラティスインストラクターとして働こう!」と思った際に、「PMA認定団体のピラティスインストラクターではない」という理由で弾かれないためにも、特別な理由がない限り、PMA認定のピラティス資格団体を選択するのを推奨します。
3.実際に体験しに行く
良さそうなピラティス資格団体が見つかったら、実際にその資格団体のピラティスを体験し、「本当にあなたの目的にあったピラティスなのか」を確かめることが大切です。
体験する方法としては、
①その資格団体の資格を持ったピラティスインストラクターを探し、レッスンを受講しに行く
②その資格団体の「体験コース」に申し込みする
の2つの選択肢があります。
どちらかの方法で実際に体験をしてみて、その資格団体のピラティスインストラクターに質問してみると良いかと思います。
おすすめの資格団体6選!費用、期間は?
私がおすすめするピラティスインストラクターの資格団体を6つ紹介します。
全て上記に述べた、PMAの認定団体になります。
1.basiピラティス
「動きに無駄を作らないFlow Work」が特徴で、元々ダンサーの方が創設しているため、ダイナミックな動きが多く、たくさん動きたい方や筋力アップ・ダイエット目的の方におすすめです。
創設者
ラエル・イサコウィッツ氏(元ダンサー)
費用
マットコース:450,000(税込)
期間
マット資格通常コース:6日間(6h)の実技講習+試験
マット資格短時間分割コース:3h×12日+試験
リンク:basiピラティスHP
https://www.pilates-education.info/
2.STOTTピラティス
創設者が元プロのバレエダンサーで、怪我をきっかけにジョセフ・ピラティス氏の弟子からピラティスを学び、自身のメソッドを作り上げました。
ピラティス氏のオリジナルのメソッドに、現代のリハビリや科学的な知見を取り入れたピラティスです。静的な姿勢を評価し、それに合わせてエクササイズを行っていきます。
創設者
モイラ・メリスー氏(元バレエダンサー)
費用
IMPコース(初級/中級マットコース):208,700(税込、教科書代含)
期間
40時間の講習受講(8日間)
STOTTピラティスHP:https://skypilatestokyo.com/academy
3.Peakピラティス
ジョセフ・ピラティス氏の提唱していたピラティスのエクササイズを忠実に踏襲し、ピークピラティス独自の「5つの成功のための方程式」を用いてピラティスのエクササイズを学んでいきます。エクササイズの一連の順番が決まっているのが特徴です。
本部
アメリカフロリダ州 Mad Dogg Athletics社
費用
・ベーシックマット・インテンシブ・コース:151,200円(税込)
期間
全50時間(4日間)
peakピラティスHP:https://www.pilates-all.com/training/peakpilates
4.POLESTARピラティス
創設者が理学療法士。資格取得者は、医師・理学療法士・看護師などの医療従事者が多く、医療的側面の強い団体。インストラクターがクライアントの症状を評価しながら、それぞれに合ったエクササイズを指導していきます。
創設者
ブレンド・アンダーソン
費用
マットコース:226,800円(税込)+試験料43,200円(税込)
期間
マットGateway(入門):2日間
自宅でのオンライン学習:10時間
マットIntermediate(中級):2日間
マット Advanced(上級):1日
上記すべてを受講後、半年後に認定試験。
POLESTARピラティスHP:https://polestarjapan.org/
5.PHIピラティス
「メディカル」と「フィットネス」の融合をコンセプトに掲げており、創設者が理学療法士・アスレチックトレーナーの方なので、エクササイズは姿勢矯正や肩こり、腰痛、股関節や膝関節の痛みに対して学術的に効果が証明されています。ピラティスで姿勢や動きを変えたい、という方におすすめです。
創設者
クリスティン・ロマニ・ルビィ氏(理学療法士、アスレチックトレーナー、カリフォルニア大学教授)
費用
マットⅠ&Ⅱインストラクター:220,000+税
期間
4日間(7h)の実技講習+資格試験
私が養成講師を務めている団体でもあります。
養成コースの詳細はこちらから。
最後に
今回紹介したピラティス資格団体の選び方で、100%ではありませんが自分に合っていない団体のインストラクター資格を取得する可能性は低くなると思います。
今回の記事における各資格団体の特徴は、あくまで私が調べた、聞いた範囲の情報ですので、詳細については各資格団体に問い合わせていただけると良いかと思います。
できれば実際に体験してみて、あなたにあったピラティスの資格団体を見つけてください!
私が養成講師をしているPHIピラティスでも体験会を実施していますので、興味があればぜひ参加していただけたらと思います。